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よくある質問

よくある質問

乳がん検診の内容はどのようなものですか?

当院の乳がん検診は、問診、視触診、マンモグラフィ、乳腺超音波検査という内容で行っております。

しこりも痛みもないのに「要精密検査」と言われました。なぜですか?

【症状がなくても精密検査をすすめられた方へ】 乳がん検診では、症状がない場合でも画像上の異常が見つかることがあります。 しこりや痛みがなくても、マンモグラフィーや超音波で気になる所見(例:非対称性陰影や石灰化)があれば、念のため精密検査を受けていただく場合があります。 「何も感じないのに…」と不安に思われる方も多いですが、早期発見・早期対応のための重要なステップです。

精密検査ではどんな検査をするのですか?痛みはありますか?

【精密検査に不安を感じている方へ】 精密検査では、通常、乳腺超音波検査や拡大撮影(マンモグラフィー)、必要に応じて細胞診や針生検などを行います。 ほとんどの検査は強い痛みを伴わず、短時間で終了します。 不安のある方にも安心して検査を受けていただけるよう、検査の流れや目的を医師が丁寧にご説明しています。

マンモグラフィーで再検査と言われました。すぐに受けたほうがいいですか?

【乳がん検診後に再検査をすすめられた方へ】 再検査はできるだけ早めに受けることをおすすめします。 「要精密検査」となった場合でも、必ずしも乳がんが疑われているというわけではありませんが、放置してしまうと必要な検査のタイミングを逃してしまう可能性があります。 当院では、再検査を安心して受けていただけるよう女性医師が対応し、必要な検査を丁寧にご説明します。

「石灰化がある」と言われましたが、乳がんの可能性があるのでしょうか?

【乳がん検診後に石灰化を指摘された方へ】 石灰化には良性のものと悪性のものがあり、すべてが乳がんを示しているわけではありません。 特に若い方や授乳経験のある方では、良性の石灰化が見られることも多くあります。 ただし、石灰化の形や分布によっては精密検査が必要となることもありますので、医師の判断に基づいた評価が大切です。

マンモグラフィによる被曝が心配です。

X線を使った検査ですので、多少の被曝はどうしても起こります。しかし、マンモグラフィはX線検査の中でも被曝量の少ない検査となっておりますので、身体に影響のあるほどの被曝はありません。マンモグラフィによる被曝量は、航空機で東京からニューヨークまで旅する際の自然被曝量と同程度とされています。

マンモグラフィと乳腺超音波検査のどちらが良いのでしょうか?

どちらの検査にも長所と短所があります。 マンモグラフィの特長は、微細な石灰化を発見できる点にありますが、若い方に多い高濃度乳房(乳腺が多い)場合、しこりか乳腺組織の重なりかが判別しにくい欠点もあります。 乳腺超音波検査は、しこりの大きさや内容などまでを特定しやすく、また高濃度乳房(デンスブレスト)の方でもしこりを発見しやすいのですが、石灰化については発見しにくいという欠点もあります。 検査を受ける方の状態によって検査をうまく使い分けて行うことや、それぞれの長所、短所を考慮して併用検査を行うことが大切です。

地方自治体の行っている乳がん検診で要精密検査と言われましたが何科にかかれば良いでしょう?

その場合、乳腺専門医のいる医療機関を受診してください。乳腺外来や乳腺外科を標榜しているところであれば精密検査が可能です。ただし大きな病院などの場合は紹介状がないと受診できない場合が多いので事前に確認をしましょう。当院でも、日本乳癌学会の乳腺専門医に認定された医師が検査を行いますので、いつでもご相談ください。なお、受診の際には必ず検査結果をお持ちください。

FAD(非対称性陰影)って何ですか?乳がんと関係ありますか?

【乳がん検診でFADを指摘された方へ】 FAD(非対称性陰影)とは、マンモグラフィーで左右の乳房を比較した際に、片側にのみ見られる白い影のことをいいます。 これが良性の場合もありますが、乳がんやその前段階で見られることもあるため、精密検査が必要とされます。 再検査によって問題ないことが分かるケースも多く、まずは専門医の判断を仰ぐことが大切です。

マンモグラフィを受けたら「局所的非対称性陰影」と指摘されましたが気にする必要はありますか?

【乳がん検診で非対称性陰影を指摘された方へ】 局所的非対称性陰影とは、乳房の一部に白く写る影が見られる状態で、マンモグラフィ検査のよくある所見のひとつです。 正常な乳腺の重なりによることもありますが、乳がんなどと区別するために再検査がすすめられることがあります。 すぐに治療が必要なケースばかりではありませんが、不安がある場合は早めに専門医の判断を受けることをおすすめします。

予約日に月経が始まりそうなのですが、検査は可能ですか?

月経期間中でも検査に問題はありません。ただし、マンモグラフィでは、月経中は乳房が張っていることがあり、通常より痛みを強く感じることがあります。痛みが心配な方は、乳房がやわらかくなる月経終了7日後に予約変更をしていただく方法もあります。

妊娠中(授乳中)なのですが、検査は可能ですか?

当院の乳がん検診ではマンモグラフィと乳腺超音波検査を行っております。マンモグラフィは微量とはいえX線を使っていますので、赤ちゃんへの影響を考慮して、妊娠中の方はマンモグラフィを受けていただけません。乳腺超音波検査のみとなります。 また、授乳中の乳房は検査によって得られる情報が少ない状態です。そのため微細な変化などは検出しづらくなっておりますので、緊急事態以外では、授乳期が終わってから受診されるようにお願いしております。

早期発見が大事と聞きますが、どんなことに気をつけたらよいでしょう?

乳房は体の表面にある臓器のため、ご自身の乳房に関心をもってよく観察すること、ご自身で乳房に触れてしこりに触れないかなどを確認するセルフチェックを月に1度でも行うことが大切です。その上で何も症状がなくても、年に1度は必ず乳がん検診を受けることも大切です。

乳房にしこりが触れますが乳がんなのでしょうか?

しこりがあるからといって、必ずしも乳がんなどの悪性の疾患や良性に疾患があるとは限りません。また、しこりが良性のものであるか悪性のものであるかは触っただけでは分かりません。その判別のためにもしこりに触れた場合はお早めに当院までご相談ください。

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